デイサービス然

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お知らせ INFORMATION
然・学習療法マスタートリオ誕生!2017.05.16
こんにちは!然ボイストレーナー・対面ケア担当の宮本幸子です。

認知症対応プログラム・学習療法

然では開所と同時にKUMON学習療法を導入。
そのため開所前から学習療法プログラムを導入している県内外の他施設見学をさせていただきました。
学習療法は、実践士資格を持った支援者が必ず必要となります。
実践士は、準実践士として最低3か月の実務経験ののち、認定を経て資格を得ることができます。
私たちもKUMON学習療法センターの村田さんや小林さんの研修をみっちりと受け、対面シミュレーションを重ねました。
さらに施設全体には必ずマスター資格の保有者も必要です。
「マスター養成研修」を受講、認定テストに合格。
認定証をいただきました。
「マスター資格」の交付を受けたメンバーです♪
右から、管理者・榎勢、社長・四宮、対面ケア担当・宮本。
然を担当してくれているKUMON学習療法センターの村田氏撮影。2017年1月。

マスターの役割

マスターは学習者様の日々の様子に目配りをすることはもちろん、日報や教材の管理を通してスムーズな学習が実施されているかに気を配ります。
そして新たな実践士を育てることも重要な役割です。
先月から然スタッフとして働き始めたおーちゃんやみよっさん、調理部長のしほちゃんが「学習療法で利用者様の対面ケアをしたい!」と希望し、さっそく準実践士研修がスタートしました。

第1回「実践士研修」実施

学習療法の軸はテキストを使って行う「実践士研修」。
然の実践士研修では「なぜ然は学習療法を取り入れているのか」を伝えるところからスタートします。

なぜ学習療法プログラムなのか

然を開設するにあたり
「開所と同時に学習療法を取り入れるデイサービスは非常にレアなケースだ」
と学習療法センターの方に言われました。
「本当に大丈夫か」とも言われました。
実践士研修・マスター研修、登録後も年間必要単位数を取得しマスター資格を維持、実践士の育成と質の向上、日報記録や月次検討会の実施、ご家族やケアマネさんへのフィードバック等、取り組む上での必要事項をはじめKUMON学習療法センター担当者さんとのやりとりや指導がたくさんあり、走りだしてもないデイサービスでほんとうに継続していくことできるのか
と問われたのです。
でも私たちはどうしても学習療法を取り入れることにこだわりました。
なぜか。認知症対応型通所介護だから???もちろん、学習療法はそのためのプログラムです。
でも、私たちが学習療法にこだわった「本質」はそこではありません。

2025年問題は目の前に迫ってきている

2025年には認知症を発症する人は700万人になると言われています。65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症という計算になるのです。
高齢者の方がお元気に過ごされ自立した生活を快適に送れることは、現在の日本にとって重要です。
加齢による体力の衰えや認知症の発症は、同然。
それを少しでも維持・向上することができたら、経済を支える若い世代の負担の軽減になり、子育て世代は安心して自分たちの家庭に向き合えます。
高齢出産が増え(私も33歳で長男出産)子育てと介護が重なる世代が増えている今、両親が元気に過ごしてくれているというのはそれだけでありがたいことです。学習療法の実践士になるということは、学習者様の向こう側にもっとたくさんの方の顔を見る必要があります。
然に通う人たちだけ、学習療法に取り組んでいる学習者さまだけのことを考えるのでは意味がないのです。利用者様のご家族、徳島という地域の認知症の方・予防が必要な方、日本全体の「高齢化」と「認知症予防」のことを考えていく!
そんな気持ちが学習療法実践士の根っこには必要なのです。

高齢者・認知症の方を抱える家族・地域のことを考えるデイサービスでありたい

実践士として学習者様と対面することで、私たちは社会全体を見つめるきっかけをいただいています。
だからこそ「地域を支える場所でありたい」。
そんな思いを大切にする実践士・マスターになっていきたい、と思っています。

今回は思わず学習療法への熱い思いを語ってしまいました♪

次回は「新・実践士誕生!」の話題をお届けしますね。

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