然では高知県の香美市（韮生の里）というところで育ったヒノヒカリを使用しています。

高知３大ブランドのひとつの韮生米と呼ばれるお米です。

「え？高知県の米なんか美味しいの？」という声が聞こえてきそうですが。

美味しいんです。

実はこの韮生米（ヒノヒカリ）に決まるまで１年以上かかりました。

そんなエピソード（うんちく）をお伝えします。

開業する前から開業は常に視野に入れていたので
デイサービスに合うお米は何年も前から考えていました。
食べたお米は数知れず・・・

徳島産コシヒカリ
魚沼産コシヒカリ
北海道産きらら397
山形産はえぬき
北海道産ゆめぴりか
秋田県産アキタコマチ
栃木県産ミルキークイーン
熊本県産森のくまさん
北海道産ななつぼし
大阪産ヒノヒカリ
山形県産つや姫
宮崎県産ヒノヒカリ

覚えているだけでもこのぐらいあります。

淡泊すぎたり、粘りだけが強すぎたり、水加減が難しかったりと
様々な理由で少しづつ絞っていきました。

この中で候補として残ったのは・・・
徳島産コシヒカリ
山形県産つや姫
秋田県産アキタコマチ
魚沼産コシヒカリ
宮崎県産ヒノヒカリ

この６種。

朝食ならコシヒカリ

個人的に大好きなお米はつや姫でした。
甘味も程よくツヤもあり、コシヒカリほど粘りはなく
米のツルツルした触感が感じられわたしの一番の好みでした。

抜群に美味しかったのはやはり魚沼産コシヒカリでした。
抜群の甘味とうま味が感じられ、ツヤも香りも文句なし。

徳島産コシヒカリも数か所の米をいただきました。
生産者によって違いはありましたが、やはりさすがのコシヒカリで甘味もうま味もとても良かったです。

ただ・・・
コシヒカリは米の主張が強すぎて米自体の存在感がありすぎました。
週に複数回通っていただいて食べていただくお米は美味しく、かつ飽きの来ないお米じゃないといけません。
毎食おかずの変わる定食に添えられる米はどんなおかずともマッチしないといけません。

おかずよりも米が主張しても差支えのない朝食なら、コシヒカリを選んだと思いますが
毎日の定食スタイルの昼食という観点で見たところコシヒカリは候補から消えました。

あまり気にかけてなかったアキタコマチですが、なかなか良いんです。
主張は弱いけど飽きにくいんです。

最終候補に残ったのは・・・
山形県産つや姫
秋田県産アキタコマチ
宮崎県産ヒノヒカリ

つづく・・・