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骨ホルモンと笑顔のコツ2018.10.01

すっかり秋めいてきて、ランニングするにはもってこいの季節になってきました。
こんにちは。介護職員の大地です。

今日はデイサービス然で行っている30近くある機能訓練の中から『かかと落とし』をご紹介します。

「ただ、かかとを上げ下げしてるだけやん」

と思われているかもしれませんが、実はこの運動には「骨ホルモン」を体内に放出する効果があるのです。

骨ホルモンとは

余り聞き慣れない言葉「骨ホルモン」。実は今、世界中の研究者が大注目している新物質です。骨を上手に刺激すると骨から大量に放出されて全身へ運ばれ、脳・肝臓・すい臓・腎臓などの様々な臓器を活性化してくれることが分かっています。

その「骨ホルモン」を体内に放出する方法が「かかと落とし」という動作のなかに含まれているのです。

昨年2月15日に放送されたNHK《ガッテン!》
『脳を活性化!血糖値ダウン!新発見「骨ホルモン」SP』で詳しく紹介されているので検索してみてくださいね。

座位でできる機能訓練・コグニサイズを中心に

然は認知症対応型通所介護です。歩行にフラつきのある方もいます。そこで座った状態で安全にかつ効果的な「かかと落とし」になるよう心掛けています。

次は15種類ある頭で考えながら体を動かすコグニサイズをご紹介します。
コグニサイズとはコグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語なのです。
7月のブログ「座位でできる機能訓練で安全に運動習慣」にも書いてありますが、コグニサイズで大切な事は【間違えること】

出来ないことをしようとすることで脳を使う(刺激になる)のが効果的!

例えば右手で縦線を描き、左手で三角形を同時に描くコグニサイズ。

最初は間違える方がほとんどだったこのコグニサイズも、繰り返すうちにとってもスムーズに出来る利用者様が増えてきました。

これではコグニサイズにならないと内心焦った僕は少し変化をつけて

右手で「く」の字を書き

左手で「へ」の字を書く

というプログラムにアレンジしてみました。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓すると・・・・・

「あー、できんわ」の声があちこちから聞こえてきました!

笑顔で失敗してくれる利用者様を見て『今日も脳を活性化することができたな』と思い、僕もますます笑顔になるのでした。

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【見学・体験のご案内】
ご本人のみの参加、ご家族の方とご一緒での体験・見学もできます。送迎もいたしますのでご相談ください。ご希望プログラムを選んでの短時間の体験も可能です。昼食代(200円/1名)のみご負担いただきます。
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