認知症予防療法プログラムに特化したデイサービスです

徳島市に2017年2月に開設した認知症対応型デイサービスです。 「KUMON式の学習療法」や「ミッケルアート回想療法」を活用し、認知症予防に特化したプログラムを提供します。ほかにも最新のアプリを使った脳のトレーニングや自分誌作成ができるタブレット、「できた!」瞬間の喜びをみんなで共有できる川畑式トレーニングを取り入れています。 機能訓練は、屋内平行棒やステップ台を使用したコグニサイズを中心に行っています。また、不整地歩行訓練ができるよう屋外にも平行棒を設置しています。

デイサービスセンターいこいさんへ見学&交流行ってきました

こんにちは、対面ケア・広報担当の宮本幸子です。

朝晩の冷え込みに体調を崩される方も増えてきましたね。
我が家では次男がRSウィルスにかかってしまいました。社内研修直前に保育園から電話があり、急きょ研修内容を入れ替えてもらい、自分の担当を終わらせ早退。「(1~2歳の)今の時期超えたら強ぉなるけんな」というおかあちゃんの声を背にお迎えに走りました。
スタッフみんなに心配してもらいましたが、食欲がすごいのですぐ回復。「食べる」は元気の源ですね。

 

 

さて今回は、対面ケアでの支援を主にしているみよっさんと私の「他施設見学報告」です。

デイサービスセンターいこいさん見学

特別養護老人ホームかもな園内にあるデイサービスセンターいこいさん。
ここは10年以上前から認知症対応型として運営をスタートしています。
重度の方もたくさん受け入れてこられた実績から、同じ経営母体の居宅のケアマネさんだけでなく外部からも問い合わせが多いそうです。

 

 

声もはつらつとしていて、存在だけでその場をパッと明るくしてくれる林さんが案内してくださいました。施設案内の表紙にも載っているさわやかな笑顔です。

 

 

 

特養の施設内に併設されているので、分かりやすいように入口には看板とウェルカムボードが設置されています。
この日の午後のレクリエーションは「数字さがしゲーム」。
(昼食のラフテー丼がちょっと気になる…)

 

レクリエーションは「ガヤ」命

2グループに分かれてチーム戦で開始!
目の前の1から30のカードをみんなで集めていきます。
スタッフが「14!」という声を聞いて一斉に数字を探します。
意外と手元の数字に気付かず、一番遠くにいる人がぎゅーんと手を伸ばしてカードを手にする場面もあり「わ!すごい!」とその勢いにみんなが驚いたり笑ったり。
シンプルなゲームだからこそ、スタッフの「ガヤ」が重要ですね!!

 

 

やる気スイッチはどこにある!?

レクリエーション前の自由な時間には、ご趣味のぬいぐるみ作りに精を出してらっしゃる利用者さんがいました。
みよっさんが「かわいい~!おさる!?え!靴下で作ってるんですか!?」とあまりに感激するので、ひとつくださいました。
もともと縫物をお仕事にしていた方でしたが、通所当初は「ほんなんせえへん」「いやじゃ」とおっしゃって針を手に取ることはなかったそうです。
ほぼ毎日通われているので何かに楽しみを見出してもらおうと、塗り絵お勧めしたりしましたがあまり関心を示されず…。
どうすれば何かにやる気を出したり興味を持ったりしていただけるか、スタッフみんなが試行錯誤すること1年。ふとしたきっかけで「靴下でぬいぐるみを作る」ことにチャレンジされました。そこからはどんどん夢中になり、半年ほど前からご自分なりのアレンジを加えた作品作りへと幅を広げていかれました。
針など道具の管理がとても難しい裁縫というレクリエーションですが、
いまではデイルームの壁沿いにこんなに歴代の作品がずらり!!
秋祭りで販売するんだそうです。

 

 

 

今日もジャンジャンバリバリ、出ますよ~

「週1回の通所を休みがちだったのに1年後には週2回通ってくれるようになった。休日に荷物を取りに出社したスタッフに「私服か?おお?」と認識して声を掛けてくれた」と劇的に変化した利用者さんにもお会いしました。

きっかけはパチンコ台。

他の人にどうかなと持ち込んだパチンコ台でしたが「しますか?」と誘ったらものすごく興味を持ってくれたんだそうです。何がきっかけになるか分かりません!
この方はご本人にもご家族にもバックグラウンドやご自身の趣味嗜好を尋ねたりできない状況だったので、ほかにもいろんな試行錯誤があったそうです。
お風呂の入る順番、送迎の順番、席の配置…
林さんを中心にメンバー全員でひとつひとつ試みて
一番満足してもらえる環境は何かを考えて積み重ねてきた結果、なんですね。

 

「デイサービスセンターいこい」さん見学で感じたこと

声掛けの仕方や入浴の仕方「この方はどこから体を洗っているか」「衣類の配置はどの順番がお好みか」など、おひとりお一人への支援を明確に言語化し情報共有するというケア統一を徹底

「職員が環境の一部である」という意識のもと、全スタッフで利用者様のBPSDを把握し常に「マイナスのスイッチが入っていないか」など表情にしっかり注目しながらケアをする

 

長い目でその方らしい過ごし方を一緒に見つけていく姿勢を大切にしている

 

そして何より「今日という1日を忘れてしまっても良い、快適にそして楽しかったと毎回感じてもらえたら」という林さんの思いをスタッフ全体で共有しているんだなということが伝わってきました。

 

これからの施設の在り方

認知症対応型通所介護施設は徳島市内に10か所ほど。大切なのは刺激を与え合い、一緒に新しい価値観を発見したり、ニーズの変化をキャッチする情報交換を重ねていくことです。
認知症の方にとってより良い環境を提案・提供していくためには、同じ目的を持つ施設同士での情報共有や意見交換の場がもっとたくさんあれば良いなと思いました。
福祉の仕事って面白い!と若い世代に伝え、認知症理解を地域に広げていく、そんな共通の課題も見えたような気がしました。

 

デイサービスセンターいこいのみなさま、ありがとうございました!

 

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デイサービス然
【見学・体験のご案内】ご本人のみのご参加、ご家族の方とご一緒での体験・見学もできます。送迎もいたしますのでご相談ください。ご希望プログラムを選んでの短時間の体験も可能です。昼食代(200円/1名)のみご負担いただきます。
デイサービス然(徳島市安宅2丁目6-9)
TEL 088-618-3464(担当/榎勢・四宮)

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